別荘購入後に後悔しがちな点とは?事前にチェックして失敗を防ごう!

公開日:2022/07/15   最終更新日:2024/01/11

多くの人があこがれる、別荘での生活。普段とは違った場所で生活することで、リラックスしたり、新しい刺激を受けたりすることもできるでしょう。一見華やかな別荘ですが、購入後に後悔することもあるため注意が必要です。

今回は別荘購入後に後悔しがちな点について、事前に確認するべきポイントと一緒に解説します。

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別荘を購入するメリット・デメリット

そもそも別荘購入には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?主なものを見ていきましょう。

メリット① 非日常の生活を満喫できる

最も大きなメリットの一つが、非日常の生活を満喫できることです。

たとえば普段は人や交通量が多い都心で生活している人が、緑に囲まれた山奥の別荘や、海沿いにある別荘などを購入すると、都心では味わえないような生活を送れるようになります。都会の喧騒やストレスから離れて、心ゆくまで非日常の生活を楽しめるでしょう。

メリット② ワーケーションの場所として活用できる

ワーケーションの場所として活用できるのも、別荘購入におけるメリットです。

ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた、新しい言葉。リモートワークが進んだ現代において、仕事によってはパソコンやインターネットがあれば、働く場所が問われません。

別荘をワーケーションの場所とすれば、仕事の合間に豊かな山々を散歩したり、仕事終わりに海で泳いだりと、バケーションも同時に楽しめます。

メリット③ 災害時などのシェルターとして使える

たとえば普段住んでいる場所が大地震や台風、豪雨などで被害を受けたとき、別荘があればシェルターとして避難できます。小さな子どもや高齢者がいる家族にとっては、とくに大きな安心材料となるでしょう。

メリット④ 貸し出すことで収入を得られる

最後のメリットは、他人に貸し出すことで収入を得られることです。とくに人気の高いエリアに別荘を購入して貸し出せば、高額な賃料も夢ではありません

とくに稼働率が高いと、月に100万円以上の収入も見込めるでしょう。

デメリット① 住宅ローンが使えない

デメリットの1つ目は、住宅ローンが使えないことです。別荘は日常的に居住するものではないことから、通常の住宅ローンは対象外です。別荘購入用のローンがありますが、一般的に金利は高めに設定されています。

デメリット② 管理の手間がかかる

別荘を維持していくためには、管理をしなければいけません。庭の草刈りや木の伐採、建物の修繕、掃除など、やるべきことはたくさんあります。

月に1回~2回訪れられる距離にあれば手入れもしやすいですが、たとえば年1回ほどしか訪れないような場合、管理は大変です。毎回別荘の手入れで、時間を取られてしまうでしょう。

別荘購入後に後悔しがちな点

実際に別荘を購入した人たちの中には、別荘購入に対して後悔を感じている人も少なくありません。具体的にどのような点で後悔しているのかを見ていきましょう。

利用頻度が少なくなってしまった

一般的に別荘は、普段生活している自宅とは離れた場所で購入するもの。そのため往復の交通費や時間も、それなりに必要となってきます。

購入した直後はうれしかったり、物珍しかったりして、頻繁に利用していた人でも、だんだんと足が遠のいていってしまうことは少なくありません。「子どもが成人になって、自宅から巣立って行った」「年齢を重ねたら、別荘に行くのが億劫になってしまった」など、さまざまな理由が考えられます。

利便性が悪かった

2つ目は利便性が悪かったことです。多くの人は別荘と聞くと、人里離れた場所をイメージするかもしれません。

人気がなく、静かな場所はリラックスして過ごすためには魅力ですが、「近くにスーパーやコンビニがない」「買い物へ出ると、往復で1時間以上もかかる」など、利便性の悪さを後悔する人もいます。

思ったよりも維持費がかかった

別荘にかかるお金は、購入時の費用だけではありません。購入後も維持管理費や修繕費、リフォーム代、固定資産税など、さまざまな名目で出費がかかります。

維持費のことをよく考えずに購入してしまい、予想よりも高い金額だったことに後悔する人もいるでしょう。

別荘を購入する際の注意点

長野県に位置する軽井沢は、豊かな自然のもと、夏も涼しく過ごせる人気の別荘地です。軽井沢で別荘の購入を考えているものの、何に気をつけて購入すればよいのかと疑問に思っている方もいるでしょう。この記事では、別荘を購入する際に注意すべき点をご紹介します。

別荘を購入するメリット

別荘は、自宅とは異なる非日常感を持ちながらも我が家のように快適な休暇を過ごせる場所ですが、購入するメリットには何があるのでしょうか。別荘を持つことで、自分たちの生活にどんなメリットがあるのか考えてみましょう。

充実した環境で過ごせる

別荘の購入は、充実した環境で過ごせることが大きなメリットです。とくに、別荘地としての人気が高い軽井沢は、緑豊かな自然を満喫しつつ夏は避暑地として活用できるため、休日やセカンドライフを満喫したい方にとってはのんびりと過ごしやすい環境になるでしょう。

緊急時の避難場所になる

別荘は、自宅周辺で自然災害が発生した際の避難場所にもなります。たとえば、被災者の多くの方は避難所での生活を強いられますが、別荘があれば避難所生活を避けられるため、ストレスも軽減されるでしょう。

小さな子供やペットがいる家庭の場合は、受け入れ体制が整っていない避難所も多くあります。そんなとき、別荘へ避難ができれば、子供やペットも快適かつ安全に過ごせるでしょう。

別荘を購入するデメリット

別荘は、充実した環境のもと余暇を過ごせるだけでなく、避難先としても利用できるのがメリットです。では、別荘を購入するデメリットには何があるのか考えてみましょう。

2拠点分の支払いが必要になる

別荘を購入した場合、自宅と別荘の2拠点分の支払いが必要になります。住宅ローンを組んでいる方にとっては毎月の返済額が増えるため、資金に余裕がなければ生活を圧迫させる原因となるでしょう。

家賃やローンの支払い以外にも、固定資産税や住民税も発生します。日常生活に影響がでないように、しっかりと計画を立てておくことが必要です。

管理が大変になる

別荘の使用頻度は、1年に数回利用する程度の場合がほとんどです。そのため、雨戸を締めきっている室内はカビやほこりが蓄積しやすく、周囲の草木も伸び放題の状態となってしまい、管理が大変になります。

また、放置気味の別荘は空き巣にも狙われやすくなるでしょう。防犯対策もかねて、月に1〜2回は清掃に行くのがおすすめです。

別荘の購入時に気を付けるべき注意点

自宅の購入とは異なり、軽井沢で別荘を購入する際には、いくつか気をつけなければいけない注意点があります。購入前にしっかりと物件情報を確認しておきましょう。

敷地面積が300坪以上の物件を選ぶ

軽井沢には「軽井沢町自然保護対策要綱」という条例が定められているため、別荘を購入する際は条例内容に沿う必要があります。

・別荘地の土地面積は300坪以上
・建ぺい率と容積率は20%以下

軽井沢には、そのほかにも建物自体のルールが定められています。軽井沢で別荘を購入する際は、どんな条例があるのかもしっかりと調べておきましょう。

自宅からの距離を考慮する

別荘を購入する際は、自宅から別荘地までの距離も考慮する必要があります。自宅から遠く離れた場所で別荘を購入してしまうと、訪れる機会が減るだけでなく、清掃やメンテナンスといった管理もやりにくくなるでしょう。

また、自然災害が発生した場合の避難先としても利用しにくくなってしまうため、自宅から2時間前後で行ける距離がよいでしょう。

維持費のシミュレーションをする

別荘を購入すると、自宅の維持費とは別に、物件の費用や税金がかかります。たとえば、格安の物件を購入できても大規模なリフォームが必要となるケースや、築年数が古く耐震面に不安が残る場合もあるでしょう。

さらに、別荘は住宅ローンが組めない可能性もあります。もし組めたとしても通常の住宅ローンより金利が高く、支払いができなくなるおそれもあるため、どれぐらいの維持費が必要になるか事前にシミュレーションしておくとよいでしょう。

再建築の可否をチェックする

中古の物件を購入する場合は、事前に再建築可能な物件であるかチェックしておきましょう。たとえば、築年数が長く価格が格安な物件は、再建築不可の場合があり、将来的に建て替えができないだけでなく、売却するのも難しくなります。

・建築基準法上の道路に接面していない
・建築基準法上の道路と接する幅員が2m未満

このような物件は、再建築不可の物件である可能性が高いため、購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

一度は憧れる軽井沢の別荘は、維持費がかさみやすいデメリットもありますが、快適に余暇を過ごせる場所になります。

特別な別荘にするためにも、購入する物件が軽井沢の条例を満たしているか、自宅からの距離が遠すぎていないかなど、事前にしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

別荘を購入する際、まずはどのくらい利用するのかを考えてみてください。「年に何回くらい使うのか」「将来にわたって使いたいのか」などをよく検討してみましょう。

また、立地も大切です。自宅からあまりにも遠いと足を運びにくく、また別荘の近くに商業施設が何もないと生活に不便です。医療機関の有無もチェックしておきたいところ。近くに医療機関がないと、急病やケガのときに困ります。

 

別荘購入は一見華やかですが、購入した後で後悔する人も実際にいます。とくに利用頻度の少なさや立地の悪さ、維持費が思ったよりもかかることなどを理由に挙げている人が少なくありません。今回紹介した記事も参考にして、後悔しない別荘購入を検討してみましょう。

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引用元:https://ascendhome.jp/

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