別荘の維持費はどれくらい?具体的な内訳や節約のコツについて解説!

公開日:2023/04/15  


憧れの別荘を手に入れたい方にとって、気になるのは「維持費」ではないでしょうか。別荘は普段の住まいとは異なるため、高額の維持費がかかるなら購入には二の足を踏んでしまいがちですが、別荘の維持費は実際にどのぐらいかかるのでしょうか。この記事では維持費、その内訳や節約できるコツを含めて解説します。

別荘の維持費の目安

別荘の維持費を知るためには、個別の目安を知っておくことがおすすめです。この項では別荘の維持費について、5つにわけて詳しく解説します。

管理費

別荘を維持していくためには「管理費」が必要です。家は住んでいない状態だと想像以上に劣化が進行します。次に訪れた時は使えない状態、というケースも少なくありません。管理費は定期清掃会社や個別の管理人に支払います。

通信費

快適な別荘ライフを作るためにはインターネット環境の整備も不可欠です。しかし、別荘があるエリアは対応エリア外になることが多く、ネット回線の工事に苦戦することもあります。

損害保険料

別荘には住んでいなくても、損害保険に加入が必要です。火災保険をかけておかないと、万が一の際には保険金が得られません。また、そのほかの設備も活用する場合には、賠償責任保険などの加入も検討が必要です。

光熱費

別荘で過ごすためには、水道・電気・ガスのインフラを整え、加入しておく必要があります。

税金

建物や土地を所有する場合は、固定資産税が発生します。また、取得の際には登記代などの費用も必要です。ただし、賃貸物件なら所有には当たらないため税金は不要です。

トータルでどれぐらいかかるのか

上記の費用はあくまでも目安で、土地の所有場所によっては地域の管理組合などにも費用を支払う必要があります。では、トータルでは年間ベースでどの程度の維持費がかかるのでしょうか。

結論からいうと、約60万程度が必要とされます。この費用をどう捉えるかは所有者側に委ねられますが、別荘への往復費用や滞在費、修繕費なども追加で発生するため、決して安くはありません。

別荘を維持する際に注意するべきポイント

憧れの別荘で過ごしたい、そんな願いを叶えるためにはお金の問題をできる限りクリアにしておきたいところです。では、別荘を維持する場合には一体どんな注意点を知っておくべきなのでしょうか。

費用のシミュレーションをしよう

別荘は購入時にも費用がかかりますが、維持をする費用も高額です。長期的な視点で見ると、経年劣化していく建物に、費用を捻出し続ける必要があります。もちろん、別荘は不動産としての価値があるため、売却することもできます。しかし、費用負担が重すぎると維持が難航します。購入時の段階から維持費もシミュレーションし、家計を圧迫しないか十分に計算しましょう。

多数の税金がかかることを知っておこう

別荘の購入維持には多数の種類の税金がかかります。取得時には登記・登録免許税はもちろんおこと、印紙代や不動産取得税、固定資産税も発生します。

このように、別荘にはさまざまな種類の税金がかかるため、慎重に費用を検討しましょう。税金はランニングコストの視点から漏れてしまいやすいため、しっかりと把握しておくことが重要です。また、資産のために別荘を生かすことは有効な資産運用のコツですが、贈与する場合には贈与税もかかります。将来にわたって税金はつねに発生しますので、覚えておきましょう。

別荘の維持費を節約するコツ

別荘は欲しいけど、維持費の負担を悩んでいる場合には、「維持費の節約」を検討することがおすすめです。では、節約はどうやって行うとよいでしょうか。

賃貸化して収益を得よう

一般的に別荘はセカンドハウスの役割があるため、普段は住まないことが多いでしょう。そこで、賃貸化して収益をすることがおすすめです。賃貸化というと長期的に住むイメージがありますが、民泊などのサイト活用により、昔よりも格段に賃貸化しやすくなっています。

また、誰かが定期的に利用することにより、家の劣化の速度は落ちます。メンテナンスコストを下げる効果もあり、二重にお得です。賃貸で得た収益を維持費に充てれば、安定して別荘を維持できます。

お得な制度を活用しよう

近年は、空き家となっている別荘を驚くほど定額で購入できる場合があります。空き家問題を解決したい自治体が空き家バンクに登録しており、場合によっては自治体からさまざまな優遇を受けることができます。

また、軽減特例を活用すると、固定資産税の減額処置を受けられるため、別荘の取得がお得になる可能性もあります。このような制度を活用すると、初期費用が削減でき、税金コストも下げることができます。不動産購入は何かと物入りですが、お得な制度も多いため入念に調べることがおすすめです。

まとめ

この記事では別荘の維持費に注目し、具体的な費用の内訳や節約のコツについて解説しました。憧れの別荘は費用を考えると手が届かないものと思っていませんか。実は入念に費用のシミュレーションを行い、維持費を下げる努力をすることで購入できる可能性がアップします。また、新築の別荘の場合はどうしても固定資産税が高くなりますが、経年劣化が起きている分、中古の別荘は購入費用も固定資産税も安くなります。工夫を重ねて、憧れの別荘を手に入れましょう。

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アセンドホーム

引用元:https://ascendhome.jp/

アセンドホームは、軽井沢の別荘、別荘地の販売、仲介、管理などの不動産事業だけでなく、タイムシェア別荘の販売・運営もおこなう軽井沢の不動産会社です。タイムシェア別荘は、2010年に社長である小野氏が考案したそうです。

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