不動産を購入するまでの流れをステップごとに詳しく解説!

公開日:2023/02/15   最終更新日:2023/03/06


これから不動産を購入するにあたって、いろいろと不安な方も多いのではないでしょうか。どの様な流れで購入の手続きが行われるのか把握しておくことで、大きなトラブルに発展しないように調べておく必要があります。それでは、不動産をスムーズに購入できる流れについてのステップを詳しく解説します。

不動産の販売形態による違い

不動産の販売形態には売主物件と仲介物件の2つがあります。購入する際には、どちらの販売形態で物件を購入するのかを事前に知っておくとよいでしょう。では、売主物件と仲介物件の違いについてご紹介します。

売主物件

売主物件とは、売主が仲介業者を挟まずに直接販売している物件のことを言います。売主物件は、売主にも買主にも金銭面でメリットのある物件といえるでしょう。たとえば、売主から直接物件を購入するため、仲介手数料が発生しないという点です。仲介手数料の額は法律で上限が決められておりますが、契約が成立すると売買された物件の価格とは別に仲介業者へ手数料を支払います。

しかし、不動産業者を挟まないため手数料がかからないというのは大きなメリットといえるのではないでしょうか。他にも直接売主とやり取りをするため、連絡がスピーディーかつスムーズに手続きを進めることができます。

仲介物件

仲介物件とは、買主と売主との間に仲介業者を挟むことを言います。多くの場合、不動産会社が間に入って契約を成立させますので、金融機関の手続きや価格交渉などプロが行います。契約などの難しい内容も分かりやすくサポートをしてくれるのも大きな安心材料です。

一方で、仲介物件には手数料がかかることを知っておかなければなりません。仲介手数料は、業者によって異なるので必ず購入する際には注意が必要です。しかし「物件価格の3%+6万円+消費税」が上限です。仲介手数料のトラブルにならないよう確認されておくとよいでしょう。

不動産を購入するまでの流れ

不動産は人生で大きな買い物です。購入するまでのステップを把握しておきましょう。購入する際の流れとして、下記の項目ごとに解説します。

希望条件

最初に、どのような不動産物件を購入したいのかを決めなければなりません。ポイントは、家族構成や収入などの将来を考えたプランで購入する希望条件をあげることです。たとえば、物件価格や立地、交通の便や周辺環境も大切です。他にも、新築で購入するのか中古で購入するのかを決めておくことが重要です。

物件選び

条件がある程度、絞れてきたらどのような物件があるのかを選んでいきます。簡単に検索できるインターネットで探すのもよいでしょう。また、地元の不動産会社に足を運んで話を聞くのもおすすめです。よい物件が見つかった場合は、必ず現地へ行き周辺環境をチェックすることがポイントです。

資金計画

資金計画をきちんと立てておくことで、無理のない返済プランを立てることができます。たとえば、頭金となる自己資金はどれくらい支払いできるのか、また、住宅ローンの借入額と金利を知ることで何歳まで支払いをしていくのかを知っておく必要があります。物件取得にかかる諸費用があるので、それぞれの費用を事前に確認し、計画しておくことがポイントです。

申し込み

資金計画が終わるといよいよ申し込みです。購入する際には、必ず不動産会社に対して「不動産購入申込書」を提出しなければなりません。不動産購入申込書とは、物件を購入するための意思表示といってよいでしょう。申し込みをしたからといってキャンセルができないなどという書類ではないので安心してください。あくまでも購入したいという意思表示ということを覚えておくとよいです。

住宅ローンの事前審査

正式な住宅ローンを申請する前段階のことをいいます。購入される方の信用情報や返済能力を事前に審査します。そのため、当日もしくは短期間で結果が出される場合がほとんどです。事前審査を行うことで、借入金額の予測などを行うことができ、当事者や銀行も安心して取引ができるようにします。

契約内容の確認

契約内容を読み上げるには、不動産会社に所属している宅地建物取引士が説明をします。重要事項説明の内容を対面で必ず行います。内容は、登記事項証明書の記載事項についてや住宅ローンについて、不動産購入にかかる法律を説明します。すべてを業者に丸投げするのではなく、ご自身で理解し、契約内容を把握しておくことがとても大切です。

契約締結

重要事項説明書や契約書の内容を確認したら、いよいよ契約の締結です。契約をすると手付金を支払わなければなりません。手付金とは、購入価格の20%が上限とされ、不動産売買契約をするにあたって代金の一部を支払うものです。民法に規定されている手付金は「購入の契約をした証」として法的効力を持ちます。

住宅ローンの契約

売買契約を終えると、今度は住宅ローンの契約に入ります。住宅ローンの事前審査とは異なりさらに詳しく審査します。たとえば、購入する方の健康状態や年齢、勤続年数、他にも購入される物件の担保評価も含まれます。そのため、本審査では1~2週間ほどの時間を要し、金融機関や保険会社が調査するのです。

物件の引き渡し

最後に行われるのが物件の引き渡しです。物件の引き渡し時には、司法書士による所有権移転登記・所有権保存登記が行われます。この登記を済ませることで、正式に買主の手に渡ることになります。

不動産を購入する際に注意するべきポイント

不動産を購入する際には、いくつかの注意しなければならないポイントがあります。希望の物件が見つかった場合には、必ず昼や夜、時間ごとの周辺環境が分かるように複数回内見に行かれるとよいです。異なる条件を確認することで新たな発見が見つかった場合もあります。

他にも注意するべきポイントとして、ハザードマップを必ず確認しておきましょう。なぜなら、万が一地震や水害などの自然災害が発生した際にハザードマップを確認することで危険を回避できるからです。不動産を購入する際には、このような注意すべきポイントをおさえておきます。

まとめ

いかがでしたか。不動産を購入するまでの流れをステップごとに詳しく解説しました。不動産の販売形態による違いには、売主物件と仲介物件の2つがあります。購入する際には、どちらの販売形態で物件を購入するのかを事前に知っておくとよいでしょう。他にも、不動産を購入される方は、トラブルにならないようにこれから何を準備していくのかを知っておかなければなりません。スムーズに不動産を購入できるように事前に準備をされておくとよいですね。

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引用元:https://ascendhome.jp/

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