軽井沢の別荘地おすすめランキング|人気の高いエリアを徹底比較!

公開日:2023/12/22   最終更新日:2024/10/03

ランキング

長野県軽井沢町は、古くから別荘地として親しまれてきました。その歴史は、100年以上にも遡ります。

軽井沢は、特色によっていくつかのエリアに分けることができ、それぞれ異なる雰囲気を持ちます。そこで今回は、軽井沢の別荘地で人気の高いエリアをランキング形式で紹介します。

別荘地の選ぶポイントとは?

別荘を買う目的によって選ぶ

別荘の利用目的によって、おすすめの別荘地は違います。それぞれの目的ごとに、考慮しておきたいポイントについて解説していきます。

休暇を楽しむ

別荘を購入する目的がレジャーであっても、重視したいポイントは人それぞれです。
別荘を持つことで、観光やアクティビティを楽しみたい方や、日常の喧騒を離れて静かに過ごしたい方など、人によってさまざまな目的があると思います。
軽井沢は観光、自然、スポーツとさまざまな楽しみ方ができる別荘地です。別荘ライフを満喫するために、まずはどのようなレジャーを楽しみたいか考えてみましょう。

二拠点生活

別荘は、二拠点生活を送る方のセカンドハウスとしても人気が高まっています。その場合は、ある程度まとまった期間を別荘で過ごすことになるため、利便性を重視すると良いでしょう。
新幹線や駅が近いと便利なのはもちろん、主要道路や高速道路へのアクセスが良いとストレスなく移動できます。
スーパーや医療機関が近くにあるかも外せないポイントです。子育て世代なら、子どもが楽しめる施設やコワーキングスペースもチェックしましょう。

投資目的

別荘を投資物件として購入する場合は、資産価値に注目する必要があります。軽井沢は別荘地として人気ですが、不動産投資の価格は変動するものです。地価の変動も確認のうえ、人気のあるエリアや、将来性のあるエリアを選定しましょう。
軽井沢は今も開発が進んでおり、軽井沢駅北口には、2026年に駅直結の新たな商業施設が開業します。
地価の相場や変動については国土交通省や都道府県のデータ、不動産屋情報サイトでも調べられます。地域での実績があり、信頼できる不動産会社に相談するのもおすすめです。
なお、軽井沢で別荘を貸し出す場合には、軽井沢には町独自の制限があるので注意しましょう。軽井沢では、民泊の設置は認められていません。また、貸別荘についても一部の地域では制限されており、運営する前には事前協議の実施が求められます。

予算

別荘は予算内で選ぶのが前提です。別荘の購入で後悔しないためにも、物件の購入費だけでなく、付随する初期費用や別荘を購入した後のランニングコストも想定しておきましょう。

物件購入費

物件の値段はさまざまです。3,000万円以下の物件もありますが、億を超える物件も珍しくありません。高級感や広さ、利便性など、高額な物件には多くの魅力がありますが、購入時には慎重に判断しましょう。
軽井沢のエリアだと、旧軽井沢エリアや南ヶ丘・南原エリアはブランドもあり、価格帯は高めです。一方、中軽井沢エリアや追分エリアでは比較的手頃な物件を見つけやすいでしょう。

物件購入費のほかに必要になる初期費用

物件の購入費以外にも、初期費用として仲介手数料、登記費用、印紙税、不動産取得税、保険料などの諸費用がかかります。さらに、中古物件の場合にはリフォーム費用が必要になることもあるでしょう。
別荘の購入に踏み切る前に、費用の総額についてもしっかり確認し、予算と照らし合わせることが必要です。

物件購入後のランニングコスト

別荘を所有している限り、固定資産税や修繕費、管理費、光熱費などが発生します。
軽井沢独自の条例により、軽井沢の土地は最小でも1,000㎡(302.5坪)なので、固定資産税も軽く見積もってはいけません。
また、軽井沢は湿気が多く、継続したカビ対策が必要です。掃除や庭の手入れなど、別荘の手入れを業者に委託する場合はさらに費用がかかります。

利便性

どのエリアを選ぶかによって、移動手段や生活のしやすさは異なります。交通アクセスや、必要な周辺施設はあらかじめ調べておきましょう。

交通アクセス

北陸新幹線の軽井沢駅からの距離はもとより、在来線やしなの鉄道、バスなどの公共交通機関のルートも確認しましょう。車を利用する場合は、国道18号や碓氷バイパスといった主要道路へのアクセスも重要です。

周辺施設

スーパーや医療機関などが近くにあると快適です。軽井沢ならではのスポットや景色も魅力的ですが、別荘地を選ぶ場合は実用的な視点も忘れないようにしましょう。

第5位「旧軽井沢エリア」

第5位に選ばれたのは、軽井沢の中でも古い歴史を持つ「旧軽井沢エリア」です。その歴史は120年以上とも言われており、軽井沢の別荘地と言えば一番に名前が上がるほどです。

明治時代にカナダ人宣教師が別荘を構えたことをきっかけとして、別荘地として広まりました。歴史と権威のある昔ながらの高級別荘地です。

旧軽井沢エリアの特徴は、苔の生い茂る情緒のある景観です。落ち着いた雰囲気と優雅な家並みがマッチしており、数多くの財政界の著名人たちから愛されてきました。

旧軽井沢銀座商店街は、国内外問わず観光客でにぎわいを見せています。歴史的建造物も多く現存しており、旧三笠ホテルや軽井沢万平ホテルなどがとくに有名です。

また、エリア内にはレストランやカフェが多数営業しています。森を散策したあとにカフェで優雅なひと時を過ごせます。

ただし、非常に人気が高く、別荘地の価格は他のエリアと比べても高額な傾向にあります。場所によっては東京都心と遜色ないようなところもあります。

なかなか空きが出ないため、売りに出されるとすぐに埋まってしまいます。しかし、物価も高いので、慎重に検討するようにしましょう。

第4位「南ヶ丘・南原エリア」

「南ヶ丘・南原エリア」は、国道18号バイパスと長野新幹線の路線間に位置するエリアです。とくに、軽井沢ゴルフ倶楽部のある南ヶ丘エリアは、旧軽井沢エリアと同じくらい人気を集めています。

旧軽井沢エリアと比べると、新興の別荘地であり、いわゆるニューリッチ層から支持を集めています。とはいえ、ルーツが浅いというわけではなく、数十年前から知識人たちに愛されてきたエリアです。

南ヶ丘・南原エリアは、閑静な住宅街と国道沿いのカラマツの並木道が特徴的です。軽井沢駅からも近いことから、交通の利便性にも優れています。

南ヶ丘は、平坦でありながら、大自然に囲まれた別荘地らしい景観となっています。ほかのエリアと比較すると狭い範囲ですが、財政界の重鎮たちが別荘を構えるなど、威厳のある佇まいです。

また、大通りに軒を連ねるカフェやレストランでは、大自然を感じながら食事が楽しめます。世界的に有名なミュージシャンであるジョン・レノンが夫婦でお茶を楽しんだことで知られる喫茶店「離山房」もエリア内にあります。

国内でも屈指の名店が立ち並ぶ中で、食事やカフェを楽しむことができます。しかし、南ヶ丘・南原エリアも旧軽井沢エリアほどではないものの、別荘の価格は高い傾向があります。

第3位「南軽井沢エリア」

第3位は、数多くのレジャー施設が集中している「南軽井沢エリア」です。軽井沢ゴルフ倶楽部や晴山ゴルフ場、軽井沢72ゴルフといった名門コースが集結しています。

山道を登りきると、一面に開放感のある平野が広がっています。木々が生い茂るエリアとはまた違った魅力を感じられます。

別荘地も多く、丸紅南軽井沢やレイクニュータウン、小倉の里別荘地などは、定住・別荘問わず人気を集めています。旧軽井沢エリアに比べると湿気が少なく、生活しやすい環境となっています。

また、軽井沢の中心部から少し離れていることから、観光シーズンでも落ち着いた雰囲気があります。開放感のある自然の中で、自由気ままにレジャーを楽しめます。

青く澄んだ広い空に、目が覚めるような緑の芝生が広がっており、まるでアメリカの郊外のような雰囲気を感じられます。

第2位「中軽井沢エリア」

第2位は、軽井沢の中でも生活の利便性が高い「中軽井沢エリア」です。ほかのエリアが別荘所有者や観光客向けであるのに対し、中軽井沢エリアは地元住民向けと言えます。

生活を支える大型スーパーやコンビニ、病院などが並んでおり、生活に不自由することはないでしょう。とくに、中軽井沢エリアで注目の買い物スポットが、スーパー「ツルヤ」です。

地元産の食材がずらりと並んでおり、品ぞろえのボリューム感に圧倒されます。シーズン中は軽井沢全域の別荘所有者と観光客でにぎわいを見せます。

北部には、「星のや」や「ハルニレテラス」のある星野エリアが存在しています。温泉「トンボの湯」は、軽井沢住民向けに町民価格で案内しています。

生活の利便性が高いうえに、休日は気軽にリゾートが楽しめます。軽井沢の中でも定住地として移住者から人気を集めています。

保育園や児童館、小学校などの教育機関もそろっているため、子育て世帯にもおすすめです。駅周辺には、図書館と地域交流施設としての機能を併せ持つ「くつかけテラス」が開設されており、軽井沢の中心地としてますます盛り上がりを見せています。

軽井沢の中では比較的土地の価格がお手頃となっています。湿度や気温が低いことから、夏でも快適に過ごせます。

第1位「新軽井沢エリア」

軽井沢の中でも最もおすすめしたいエリアが、「新軽井沢エリア」です。新幹線の停車する「軽井沢駅」を中心に広がる新軽井沢エリアは、全エリアにアクセスできる交通の利便性の高さから、近年最も注目を集めています。

また、駅周辺には大型ショッピングモールやアウトレットモールができたことから、気軽に買い物を楽しめます。歴史を感じさせる旧軽井沢とは対照的に、都会的な街並みが特徴的です。

銀行や郵便局といった生活に必要な機関がそろっており、幼稚園やスーパーなども並んでいます。すぐ近くにはゴルフ場があり、北方面には旧軽井沢エリア、南方面には南軽井沢リアが存在していることから、都会的な雰囲気と大自然が両立しています。

また、北陸新幹線が開通したことで、東京からのアクセスもわずか75分と利便性が高まりました。今後は、定住地として選ぶ移住者で賑わいを見せることでしょう。

東京と軽井沢の二拠点生活も叶えられる新軽井沢エリアは、ぜひおすすめしたいエリアの一つです。

そのほかのおすすめエリア

軽井沢には、紹介したエリアのほかにも別荘地・定住者向けにおすすめの地域があります。たとえば、中軽井沢の南方向には「塩沢エリア」があります。

大きな括りで言うと、中軽井沢に含まれることもある塩沢エリアですが、その特徴はなんといっても文化的施設が充実しているということです。個性的な美術館やスポーツ施設があり、老若男女から親しまれています。

とくにスポーツ施設では、アイスホッケーやカーリング、スケートなどのアイススポーツを体験することができます。都内と比べて格安で使えるため、気軽に楽しめます。

また、軽井沢の西部に位置する「追分エリア」も別荘を探す上で外せません。旧軽井沢エリアからは約20分離れるものの、コストパフォーマンスの高さから注目を集めています。

軽井沢らしい豊かな自然は残っているうえに、湿度が低く生活しやすいのもポイントの一つです。車を少し走らせると佐久市にアクセスできるため、買い物も便利です。

軽井沢らしい自然を感じられるのはもちろん、生活の利便性が高いというバランスの良さから、近年人気が高まっているエリアです。

まとめ

今回は、軽井沢で別荘地としておすすめのエリアを紹介しました。軽井沢は避暑地として人気が高く、100年以上前から別荘地として栄えてきました。

軽井沢はその特色からいくつかのエリアに分けることができますが、それぞれ異なる魅力を持ちます。エリアによって別荘の相場も上下するため、慎重に検討しましょう。

軽井沢の中でも最も格式が高いとされているのは、旧軽井沢エリアです。軽井沢らしい苔むした自然を体感できます。

一方で、近年注目を集めているのは、新軽井沢エリアです。新幹線が停車する軽井沢駅が近いことから、東京との二拠点生活も実現可能です。

本記事が参考になれば幸いです。

迷った方にはこの会社がおすすめ!

アセンドホーム

引用元:https://ascendhome.jp/

アセンドホームは、軽井沢の別荘、別荘地の販売、仲介、管理などの不動産事業だけでなく、タイムシェア別荘の販売・運営もおこなう軽井沢の不動産会社です。タイムシェア別荘は、2010年に社長である小野氏が考案したそうです。

これまでのシステムを更に進化させ、広大な敷地にある複数の建物を複数の所有者で共有するという新しいタイプのタイムシェア別荘も提供。軽井沢で高級別荘を持つ夢を叶えてくれるでしょう。

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