コロナ禍で別荘の需要が増えているってホント?

公開日:2022/12/15  


コロナ禍で「三密」という言葉が聞かれるようになってしばらく経ちます。気軽に旅行に行くことも難しい世の中になりましたが、それでも出かけたいという気持ちを抱えている方は多いのではないでしょうか。さまざまな制限がある中で今、別荘の需要が高まりを見せています。この記事では現在の別荘の需要の高まりについて解説をしていきましょう。

コロナ禍で別荘の需要が増えている

コロナ禍でさまざまな行動に制限がかかっている今、できるだけ人との接触を避けながら、非日常の気分を味わえるとして別荘の人気が高まっています。2021年9月に国土交通省が発表した都道府県の地価調査によると、地方では主要都市をのぞいて地価が下落傾向にある一方で、主な別荘地ではおおむね地価が上昇しました。

北海道の倶知安町では17.4%、長野県軽井沢町では13.6%、山梨県河口湖町では5.2%の上昇率です。国土交通省では、本来の別荘地需要の他にほかコロナによって週末を別荘で過ごすなどの二地域居住といった新たな需要が出ているのでは、と分析しています。

在宅ワークの増加

別荘の需要が増えているもうひとつの要因としては、在宅ワークの普及が挙げられます。コロナの流行により、会社への出社が制限される中で、会社以外の場所で仕事をするテレワークが広がりをみせました。テレワークの普及は自宅以外での場所でも仕事ができることを意味し、新たな仕事場所としての別荘需要も増えているのです。

コロナ禍で不動産を購入するメリットとは

コロナ禍で別荘を購入するメリットは、人との接触を避けながら気軽に非日常を味わえることだけでありません。まずは、別荘を購入することで考えられるメリットについて解説します。

老後の生活場所の確保

自宅以外に暮らしの拠点があるということは、リタイア後の選択肢がひろがることにつながります。二地域居住をすることで、交通の利便性と心身のリフレッシュを叶えられるでしょう。

次の世代に残せる財産になる

将来的にテレワークは今よりも普及していくことでしょう。財産として残すことで、次の世代の選択肢も広がることにつながります。

災害時の避難場所になる

自然災害などが発生し、自宅に居住が困難になったときでも、自宅とは離れたエリアにある別荘であれば、避難をして生活を送ることができる場合があります。

別荘購入のデメリット

メリットがあるということはデメリットもあります。別荘を購入することで、現在の生活を守りながら購入の目的を果たせるのか、よく検討をすることが大切です。両立ができるかどうか、金銭面や環境面での負担の程度なども考えて、購入を検討する必要があります。

税制上の優遇措置を受けるための負担

税制面での特例を受けるためには、定期的に通って二重の生活を送る必要があります。自宅から遠い場所に別荘を構えると、定期的に通うのが困難になる場合も考えられます。

メンテナンス費用

自宅以外にもメンテナンスが必要になりますので、費用面や手間の面も考慮する必要があります。購入する場合は、メンテナンスがしやすい物件であることも条件にいれるとよいでしょう。

生活環境の変化への対策

仕事の拠点や生活のスタイルが変わったときに、維持できなくなる可能性についても検討する必要があるでしょう。その際は売却をするのか、貸し別荘にするのかなど、将来的な戦略も視野にいれておく必要があります。

別荘を購入する前に知っておきたいこと

別荘を含む、不動産を購入する前に必ず確認しておきたいのは税金のことです。同じ物件を購入するにしても、目的の違いで税金に大きく差が出ることもあります。

別荘とセカンドハウスの違い

別荘とセカンドハウスは税制の面で大きく違いがあります。たとえ同じ物件であっても居住目的であれば「生活必需品」という扱いになり、税制面での優遇措置があります。一方で別荘は保養や休養が目的の「贅沢品」という扱いになり、税制面での優遇はありません。同じ物件ならばセカンドハウスの扱いにした方が有利だと言えますが、優遇措置を受けるためにはいくつかの条件があります。

・日常生活をすることが目的であること
・自宅とは離れた場所にあること
・最低、月1回以上は利用していること

セカンドハウスと認定してもらうためには、物件が所在している都道府県の県税事務所に申請をしなければなりません。認定される条件は上記だけではなく、自治体によって違うこともありますので、購入前によく確認をするようにしましょう。

まとめ

ここまで別荘を購入するメリット・デメリットなどを解説しました。現在、とくに軽井沢や河口湖周辺といった、都心に比較的近い距離にある別荘地への人気が高まりを見せています。旅行の代わりに非日常を味わうためだけなく、ワーキングロケーションとしての需要も増えているようです。別荘の購入を検討している方は、事前に知っておくと得をする内容もありますので、しっかりと情報の収集と税制の確認などをしておくことが必要です。

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アセンドホーム

引用元:https://ascendhome.jp/

アセンドホームは、軽井沢の別荘、別荘地の販売、仲介、管理などの不動産事業だけでなく、タイムシェア別荘の販売・運営もおこなう軽井沢の不動産会社です。タイムシェア別荘は、2010年に社長である小野氏が考案したそうです。

これまでのシステムを更に進化させ、広大な敷地にある複数の建物を複数の所有者で共有するという新しいタイプのタイムシェア別荘も提供。軽井沢で高級別荘を持つ夢を叶えてくれるでしょう。

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