別荘とセカンドハウスは別モノ?違いについて解説!
セカンドハウスとはその名の通り第二の家のこと。よく聞く別荘とは別モノですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。この記事では別荘とセカンドハウスの違いについて解説していきます。それぞれの特徴やメリット、セカンドハウスのためのローンについてもご紹介しますので、気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
別荘の特徴とは
別荘とは普段から生活しているメインの住まいとは別に、休養や避暑または避寒といった比較的短期間の滞在を目的に購入された建造物のことをいいます。
リゾート地のような風景のよい場所や過ごしやすい気候の地域が選ばれることが多く、休暇の際のレジャー目的で利用されることが多いです。日常生活に必ずしも必要なわけではなく、束の間の余暇を楽しむための施設として利用している人がほとんどです。
別荘を所有することによって、時間さえあればいつでも自分の理想の環境に身をおくことができ、ときには一人でのんびり滞在することでリフレッシュできます。普段の生活では味わえない快適さやスローライフを楽しめるのが別荘の特徴。
おもに休暇の際や何かあった時にだけ利用するものであり、頻繁に訪れるものではないというのが一般的な別荘の認識です。
たまにしか訪れる機会がないので管理に手間がかかることもあり、時々様子を見に行ったり掃除などの手入れをしに行く人もいるようです。
年に数回しか利用することができなくても、滞在している間は自分だけのリゾート空間を楽しむことができるのが、大きなメリットでしょう。
また、たまにしか滞在しないという点を逆手にとって、使わない期間は人に貸すことで収入を得るという方法もあります。
セカンドハウスの特徴とは
別荘はたまに滞在して余暇を楽しむための施設である一方で、セカンドハウスは生活をするための住居と同様の扱いになります。長距離の通勤に伴い平日に居住するためだったり、週末に居住するための家だったりその事情は人それぞれです。
セカンドハウスであることを認められるには、最低でも毎月1日以上そこに居住している必要があります。
日常的に使用されているかどうかが判断基準となるため、リゾート地などにある戸建て物件だとしても月に1日以上使用していることが証明できれば、それは別荘ではなくセカンドハウスということになります。
セカンドハウスは、マンションでも戸建でも日常的に居住していれば、自宅と同じように税制上の優遇措置を受けられることも。別荘ではこのような優遇措置は受けられないため、セカンドハウスのメリットといえるでしょう。
そのため、場合によってはセカンドハウスに、定期的に居住していることがわかる書類などを提出するように求められるケースもあります。
ふたつの場所を拠点にすることでオンオフにメリハリをつけることができ、それぞれで有意義で快適な時間を過ごすことができるようになります。充実した休日を過ごすことで仕事をさらに頑張れるという人もいるでしょう。
将来移住したいと考えている場所に、セカンドハウスを借りてお試しで住んでみるといったような使い方をする人もいるようです。
金融機関によってはセカンドハウスのためのローンがある!
セカンドハウスに憧れるけど、なかなか踏み出せない人の多くが費用面を気にしているのではないでしょうか。
セカンドハウスの購入の際には、セカンドハウスローンというものを利用することができます。金融機関によっても内容は多少変わりますが、通常の住宅ローンとは異なるものです。
一般的な住宅ローンでは、契約者自身が住むための住宅購入費用であることが条件として定められており、普段から住んでいないとされるセカンドハウスでは、通常の金融機関の住宅ローンを組むことはできません。
セカンドハウスに利用できるローンは主に二つあります。
セカンドハウスローン
セカンドハウス専用ローンは、金融機関によっては独自の保障があったり、内容がそれぞれで異なります。基本的には融資限度額が大きいのが特徴で、高額な資金を借りられる場合が多いです。
しかしその分、金利が高いというデメリットも。ただし、セカンドハウスローンは理想に合ったローンが組みやすいので、金利が高くても理想のセカンドハウスを手に入れたいと考える人にとってはおすすめです。
フラット35
セカンドハウスであっても通常のフラット35と同条件で利用でき、審査が通りやすいのが特徴です。
ただし、戸建てで70㎡以上、マンションで30㎡以上の床面積が基準となるため、満たしていない場合は利用することができません。基準さえ満たしていれば、低金利で返済期間中のリスクも低いので手軽に利用できるローンです。
まとめ
憧れの別荘とセカンドハウスは、似ているようでまったくの別モノであることがわかりました。別荘は欲しいけど手が出せないという人向けに、最近では使う期間の分だけ別荘を購入できるタイムシェア別荘も人気が高まっています。
セカンドハウスに関しても人気が高まってはいますが本当に住居がふたつ必要か、場所は適切かなど慎重に検討する必要があるため、まずは賃貸物件からはじめてみてもいいでしょう。
セカンドハウスの購入の際にはローンも賢く利用して、理想の住まいを手に入れてくださいね。
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引用元:https://ascendhome.jp/
アセンドホームは、軽井沢の別荘、別荘地の販売、仲介、管理などの不動産事業だけでなく、タイムシェア別荘の販売・運営もおこなう軽井沢の不動産会社です。タイムシェア別荘は、2010年に社長である小野氏が考案したそうです。
これまでのシステムを更に進化させ、広大な敷地にある複数の建物を複数の所有者で共有するという新しいタイプのタイムシェア別荘も提供。軽井沢で高級別荘を持つ夢を叶えてくれるでしょう。