不動産購入時にかかる諸費用の目安や内訳について詳しく解説!
不動産を購入するとき、土地や住宅などの代金のみ考えがちです。しかし不動産を購入するときは、土地や住宅などの代金のほかに諸費用がかかります。この諸費用は、意外と多くかかるため、不動産購入の予算として考えておくことが大切です。そこでこの記事では、不動産を購入するときにかかる諸費用の目安と内訳について解説します。
不動産購入時にかかる諸費用
「そもそも諸費用ってなに?」と思う方もいるのではないでしょうか。そこでまずは、不動産を購入するときにかかる諸費用の内訳を解説します。
仲介手数料
不動産会社をとおして不動産を購入した場合は、不動産会社に支払う仲介手数料が発生します。
住宅ローン手数料
住宅ローンを利用するときにかかる手数料です。住宅ローン手数料のなかには、融資手数料、保証会社手数料、ローン保証金、あっせん手数料、団体信用保険などが含まれます。
登記費用
不動産を登記するためにかかる費用です。登記そのものにかかる費用のほか、司法書士に登記を代行してもらったときの報酬も含まれます。
手付金
手付金は、売買契約のときに買主が売主に対して支払う費用です。そのまま不動産の売買が進めば、手付金は売買代金の一部に充てられます。万が一買主側の都合でキャンセルになった場合は、キャンセル代に、売主側の都合でキャンセルになった場合は手付金の倍の金額になった返金されるという仕組みです。
火災保険料
火災保険は、火事や水害などの自然災害によって住宅が被害を受けたときに補償を受けられるのが、火災保険です。また、地震に備えた地震保険に加入するときも、火災保険への加入が必須条件となります。
水道加入負担金
水道利用を申し込むときに水道局に支払う費用です。不動産の販売価格に水道加入負担金が含まれている場合と、別途支払う場合があります。別途支払う場合は、諸費用として用意しておかなければなりません。
引っ越し費用
新居への引っ越し費用です。引っ越す時期や荷物の数、地域によって費用は異なります。
家具家電購入費用
引っ越すにあたって新たに家具家電を購入する場合は、家具家電購入費用も諸費用として計上しておきましょう。
修繕積立金(マンションのみ)
購入する不動産がマンションの場合は、修繕積立金の支払いが必要です。修繕積立金は、購入時だけでなく、毎月支払うものです。諸費用とともに今後の固定費にも含めておきましょう。
不動産購入時の諸費用の支払いタイミング
意外と多くかかる不動産購入の諸費用ですが、それぞれどのタイミングで支払うものなのでしょうか?タイミング別で詳しく解説します。
売買契約時
売買契約時に支払う諸費用は、手付金です。手付金の相場は不動産購入価格の5~10%ほどとされており、現金か振込での支払いがスタンダードです。現金で支払う場合で銀行のATMでお金を引き出すときは、限度額に注意する必要があります。売買契約時に確実に手付金を支払うためにも、前日までに用意しておきましょう。
引き渡し時
引き渡し時にかかる諸費用は、つぎのとおりです。まず「仲介手数料」として、取引額200万円以下の場合は取引額の5%以内、200万円超え400万円以下の場合は4%以内、400万円超えの場合は3%以内の金額がかかります。
「登記費用」は登記にかかる費用のほか、司法書士への報酬もこのタイミングで支払います。司法書士への報酬は10万円前後が相場です。
そのほか、「住宅ローン手数料」と「火災保険料」も引き渡し時に支払うことが多いです。引き渡し時は多くの諸費用がかかるため、計画的に諸費用を準備しましょう。
引き渡し後
引き渡し後は、引っ越し費用や家具家電購入費用がかかります。
諸費用をできるだけ安く抑えるためには?
不動産購入には、大きなお金がかかるものです。そのため、諸費用はできるだけ安く抑えたいと考える方も多いでしょう。ここからは、諸費用をできるだけ安く抑えるポイントを紹介します。
住宅ローン手数料を抑える
住宅ローンは、金融機関によってかかる手数料が異なります。住宅ローン手数料として挙げられる融資手数料、保証金、団体信用生命保険料などを複数の金融機関で比較しながら検討しましょう。
火災保険料を抑える
火災保険料は、保険会社や補償内容、契約期間によって金額が変わります。必要ない補償を外したり、契約期間を長くしたりすることで、保険料を抑えることが可能です。
引っ越し費用を抑える
前述したように、引っ越し費用は時期や荷物の数、業者によって費用が異なります。可能であれば引っ越し時期を閑散期にしたり、運べるものは自分で運んで荷物の量を減らしたりすれば、引っ越し費用を抑えられるでしょう。
まとめ
不動産を購入したときにかかる諸費用について解説しました。諸費用にはさまざまなものが含まれていますが、積み重なると大きな金額になります。そのため不動産を購入するときは、諸費用も予算のうちに含めておくことが大切です。また、諸費用のなかには、金額を抑えられるものもあります。あらかじめどのくらいの諸費用がかかるか把握し、不動産を購入するときに慌てないようにしておきましょう。
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引用元:https://ascendhome.jp/
アセンドホームは、軽井沢の別荘、別荘地の販売、仲介、管理などの不動産事業だけでなく、タイムシェア別荘の販売・運営もおこなう軽井沢の不動産会社です。タイムシェア別荘は、2010年に社長である小野氏が考案したそうです。
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